いつもスイーツの話ばかりではアカンですね!
仕事の話をちょこっと…
今日はお子さんの治療が続いたので、思ったことをボチボチと。
今日は
最初は泣いて診ることもできなかった子が、数回目の受診で笑顔で来院して、むし歯を削って詰め物ができるようになりましたヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ♪
またどんなことをするのか不安で中断してしまう子も最後まで起き上がることなく詰め物が出来ました( ̄ー ̄)bグッ!
当院にはお子さんもたくさん来院してくれます(^^)
歯科医院に限らず病院では泣いちゃうお子さんが多いですよね~。
入ってくる前から泣いている子もいますし、待合室では平気だったのが名前を呼ばれて泣き出す子もいます。
そんな子を見ていると、「想像力が豊かなんだろうなぁ~(#^^#)」と思います。
知らない場所に来て、
知らない人(先生や歯科衛生士・歯科助手など)や
見たこともない機械・器具を初めて見て、
「ここは何をする場所なんだろう?」
「この人達は私に何をするんだろう?」
「この機械や道具を何に使うんだろう?」
「痛いのかな?」
「分からないから怖いな~」
などなど、いろんなことを考えて想像しているんだと思います。
そして泣いちゃうのかもしれません。
しかし!
最初は泣いていても
場所に慣れて、
先生たちと信頼関係が築けて、
機械・器具をどうやって使うかを知れば、
しっかりと治療ができるようになります!!
よく連れてこられるお母さんたちは
「何もしないよ~」とか
「痛いことしないよ」、「怖いことない!」
と子どもに言っています。
けどね…(´・ω・`)
歯科医院に来て、何もしないってことはないんです!
だって
①治療の椅子(当院のはベッドタイプ)に寝転んで、
②お口を開けて診てもらう。
これだって子どもにとっては大きな「すること」です。
子どもにとって「何もしない」ってのは治療の場所にも行かず、お口も開けず、先生とも会わないってことかもしれません。
「痛いこと」
Aさんには痛くないことでもBさんにはとても痛いことがあります。
「怖いこと」
Aさんには怖くなくてもBさんにはとても怖いことがあります。
本人にしか分からないことです。
『何もしない』って言ってたのに…
寝転んで、お口を開けて、治療…?!
「嘘つき~~~・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン」
これでは信頼関係はできませんよね。
当院では、
泣いている子嫌がっている子を
抑えつけて治療することは
ありません( ̄ー+ ̄)キラリ
泣いている子や怖がっている子には、まず本人が怖くないこと、できそうなことから練習して、場所や人に慣れてもらうことから始めます。
また「何もしないよ」と言ってあれば、その日は何もしません。
お話をしたり、機械・器具を紹介したりして知ってもらうことをします。
そして
「次、来た時には寝転んで先生に歯磨きさせてね~!」
「この水が出る機械をお口の中にいれてみよう!」
「唾の掃除機さんを練習しようね!」
などの約束をして終わります。
繰り返していると一段ずつ階段を登るようにできることが増えてきます。
絶対にできるようになります。
できるようになった時の自信に満ちた顔を見るととても嬉しく思います。
時々、治療中に寝てしまう子もいるのですが、
これはこれでお口が閉じてしまうので困ってしまいます(^_^;)
階段を登っていく途中で約束していないことをいきなりすると
「嘘つき!」となって、階段を降りちゃいます。
そして登ろうとはしなくなります。
そうならないように、子どもとの約束は絶対守ります。
できない約束はしません。
麻酔の注射をするときにも痛くないようにしますが、「痛くないよ」とは言いません。
感じ方は本人にしか分からないからです。
(実際は注射したことに気付かずに終わってることが多いですね)
「何か気になることがあったり、しんどくなったら手を挙げてね!」
これも守ります。
手が挙がったら必ず中断して「どうした?」と聞きます。
治療の進行上、中断できない場合は…
その前に中断できないことを伝えておきます。
手順も見せながら「ここまでは大きなお口を開けててね」って約束します。
またお子さんにも
「急に動かない」
「急に起き上がらない」
「手を顔の近くに持ってこない」
「先生のお話を聞く」
などの約束を守ってもらいます。
約束を守ることによって信頼関係を築き、
お互い(先生とお子さん)に約束を守りながら
安心して治療を受けてもらいたいですね。
ちょこっと…のつもりがアツくなって長くなってしまいました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
時々真面目な話もしていきます(`・ω・´)ゞ