久しぶりのブログです。
去年から計画していたCTの導入が完了しました!
ドイツの歯科機器メーカー・シロナ社のフラッグシップモデル
『Axeosアクセオス』です。
優れた画像と治療に合わせた3D撮影サイズの変更、患者さんの快適性も考慮された機器です。
また国際的なプロダクトデザイン賞「red dot design award」受賞しているようです。
まずCTとは「コンピューター断層撮影装置(Computed Tomography)」の略で、
人体の輪切り画像をコンピュータによって再構成する装置。
3次元的に構築するので従来のエックス線写真では診断の難しかった骨の状態や歯根の湾曲状態などを正確・高精度に診断できます。
しかも医科用CTとは撮影や範囲が限定的なので、
低被曝で撮影時間も十数秒で済むので患者さんの負担も少ないです。
放射線量 歯科用CT 0.04mSv
歯科用パノラマ 0.01 mSv
歯科用デンタル 0.006mSv
医科胸部レントゲン 0.06mSv
医科用CT 5〜30mSv
さすが最新!パノラマX線写真の画像もくっきり見やすくなりました(^ ^)
やっぱりCTは良いですね!分かりにくかった根管の形態もこんな感じで把握できます。
骨の厚みや高さも分かるので、インプラントの診断に活用されます。
2年前に導入したセレックと連携してより精密なインプラントシミュレーションができたり、
マイクロスコープとの併用で複雑な根管治療がスムースに進められたり…😀😀
新たな診療機器でより良い治療を提供していければと考えています!